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シルソルのブログ

Black Survivalというゲームをやってほしいんだ

こんにちは。シルソルです。

早速ですがみなさん

Black Survival(ブラサバ)というゲームはご存知だろうか。

 

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スマホ、PCでできる韓国産のゲームなのだが、今僕が一番はまっているゲームなのである。今までいろんなゲームを遊んできたが、ここまで自分を夢中にさせたゲームは思い返してもなかなかない。とてもスリリングで手に汗握る白熱バトルが繰り広げられるゲームなのだ。

Black Survivalというゲームに初めて出会ったのは今年の3月ぐらいだっただろうか。

友人から『今ブラサバってゲームにハマってるんだよね』と言われたのがきっかけである。

僕『ブラサバ?どんなゲームなの?』

友人『今自分水持ってるじゃん?(スマホのゲーム画面を見せられる)』

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僕『うん』

友人『それとグラス持ってるじゃん』

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僕『うん』

友人『それを合体させると、水が半分入ったコップになるの』

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僕『…』

面白いか????????

いや当の本人は嬉しそうに水が半分入ったコップをゲーム内で生み出していたんだけど、僕からしたら何が面白いのか全くわからなかった。リンゴにペン合体させてアッポーペーン!!!!wwwwwwwwwって叫んでる方がよっぽど面白いだろ。

だがしかし、自分の周辺ではブラサバがどんどん流行りだしたのだ。水が半分入ったコップ作ってそんなに楽しいのか…?僕は軽い気持ちでスマホにブラサバをダウンロードしてみた。

面白い

 

気が付けば僕は水が半分入ったコップがいかに強いアイテムかを理解し、コップを量産していた。すごい、スタミナがたった10しか回復しない水1個とグラスを組み合わせるだけで37も回復できるコップが2個もできる。神か???????

 

…さすがにちょっと誇張しすぎたわ。量産まではしていない。だがドはまりしたのは確かである。僕はプラットフォームをPCに移し、本格的なブラサバプレイヤーとなった。

面白いゲームに巡り合えた喜びにあふれた僕は、この感動を共有したい!と思い、周りの友人や後輩にブラサバを薦めるようになった。

僕『ブラサバやらない?面白いよ!』

後輩『どんなゲームなんですか?』

僕『ここに水が(中略)コップになるんだよ!』

 

後輩『…面白いですかそれ?

 

オイオイオイオイ

 

確かに。

 

僕の勧め方がどちゃくそ下手なのもあるが、このBlack Survivalというゲーム、びっくりするほどお勧めしにくいのだ。面白い理由を言語化するのが非常に難しい。面白さを伝えるために、ブラサバ実況配信なんかも始めてみたが、ブラサバ初めて知った!みたいな人は全くこない。来てもすぐ帰ってしまう。業を煮やした僕はブログというものに手をだした。長文でブラサバの面白さを丁寧にかみ砕いていったら興味を持つ人も現れるんじゃないか?と思い、僕は死に物狂いではてなのアカウントを取得したのである。この記事きっかけでブラサバに少しでも興味を持ってくれたらこれより幸せなことはない。

10人の中から生き残るサバイバルゲーム

そういえばこのゲームの情報、まだ『コップが作れる』しか言ってない気がする。
『ブラサバってどうぶつの森なの?』と思う人も出てくるかもしれないので一応否定しておく。このゲームは『ルミア島という閉鎖空間の中で10人のプレイヤーが生き残りをかけた殺し合いをする』というどう森の真逆みたいなオンラインバトルロワイアルゲームである。

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↑ルミア島の全体図。プレイヤーは実験体としてこの島に放り込まれる。

 

ルミア島は学校、森、スラム、高級住宅街など、20を超えるエリアに区分されており、それぞれのエリアで探索を行うとアイテムを手に入れることができる。そのアイテム同士を組み合わせることで武器や防具、回復アイテムを作ることができる。
同じエリアにプレイヤーがいる状態で探索を行うとプレイヤーに遭遇し、戦闘が発生する。攻撃すると自分の攻撃力に応じて相手の体力を減少させることができる。体力が0になったらゲームオーバー。最後の一人になったら勝利となる。

制作探索中心のバトロワ≒??

こういった、バトルロワイアル系のゲームといえば、PUBGやFortniteなどのTPSゲームを想像する人も多いと思うが、そういった類のゲームとはかなり毛色が違う。
そもそもバトルロワイヤルゲームでありながら3Dではなく2Dであるというのがこのゲームを特殊なゲームにしている要因の一つだと思う。

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↑ゲーム画面。右上に所持アイテムが表示されている。

また戦闘も、実際に銃を持ったプレイヤーをマウスで操作して…といったことはせず、戦闘画面になったらボタン一つで攻撃することができる。

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スマホなら右下のボタンで、PCならAキーで攻撃ができる。簡単。

ではこのゲーム、どこに面白さの重きを置いているかというと、間違いなく探索、制作パートだと考える。
プレイヤーはゲーム開始の時点では裸一貫*1、武器も粗末な弱いものしか持っておらず、回復アイテムも少しの水とパンしかない。そんな状況からプレイヤーはエリアを回ってアイテムを回収し、強い武器、固い防具、豊富な回復アイテムを生み出さなければならない。エリアによって出るアイテムは決まっており、数にも限りがある。このアイテムが欲しいのに『いくら探索しても全然でない!』『ここのエリアに行かないと手に入らないアイテムがあるのに強いプレイヤーがいるから行けない!』なんてしょっちゅう起こる。そんな状況で自分はどういう選択をすればいいのか。後回しにするのか、あきらめて別のアイテムを探すか、しつこくほしいアイテムに粘着するか。その決断を迫られているときのハラハラ感や、その決断によって勝ちが見えたときの喜びがとても楽しいのだ。

ここまでブラサバの面白さをかみ砕いたとき、このゲームの面白さに共通するゲームがPUBGなどではなく全く違うゲームであることがわかる。そうそれは

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麻雀である。*2

と、言いながら実は自分は麻雀の知識がなく、3つのパイを4つ集めて2つのパイを揃えたら上がれるぐらいしか知らないので、そんな自分が麻雀で例えるのもおかしなことなのだが、麻雀以上にうまい例が見当たらないのだ。
例えるなら、ブラサバに出てくるアイテムが麻雀牌、それらを組み合わせることでできる武器や防具などが役である。珍しいパイや組み合わせによって役も強くなっていく。
強い役で上がれたら楽しいし気持ちいいように、ブラサバの強い武器で殴って勝つ気持ちよさはそれに似たものがあるのだ。
さらにブラサバは麻雀よりも立て直しが利くゲームだと考えている。ゲームの時間が長いのでたとえ自分が最初に目標にしていた装備や武器がなかなか作れなかったとしても、立て直しがいくらでもきくのだ。自分の中で確立したルートに加えて、発生しうる障害が起きた際にどうやって軌道修正するか、考えるのもこのゲームの面白いところであり奥深いところである。

 

敵との絶妙な駆け引き

他プレイヤーとの一瞬のスキも許されない駆け引きが楽しめるのもこのゲームの魅力の一つだろう。
先ほどこのゲームは探索制作中心と書いたが、そればかりしていてもこのゲームでは勝てない。当たり前だが敵を攻撃しないと向こうが負けてくれないのだ。だが最後の最後に殴りまくればいいというわけでもない。その理由が熟練度というシステムにある。
このゲーム、制作したり攻撃したりすると経験値がたまり、レベルが上がると攻撃力や体力など諸々の数値があがるのだが、それに加えて熟練度というものも上がる。これは攻撃しないと上がらないもので、熟練度が上がることで攻撃力が上がり、攻撃が非常に有利になるのだ。同じ強さの武器を使っても熟練度が違えば与えられるダメージは全く異なってくるため、この熟練度も序盤のうちからためておく必要がある。まだ回復や防具が整っていない段階で戦闘を行うのは非常にリスキーではあるが、敵にもかなりの影響を与える。その戦闘のタイミングを自分で計り実行することも面白さの一つなのだ。

 

特殊な面白さ故の弱点

今までBlack Survivalの面白さを伝えてきたが、ほかのバトルロワイヤルゲームにはない要素がかなり詰め込まれているゲームだと感じていただけただろうか。心理戦、頭脳戦が繰り広げられるバトロワというのはなかなか珍しい。しかし、そんなゲームだからこそ、ブラサバ特有の面白さがあるからこそ、どうしても拭いづらい弱点が存在する。それは、見た目が面白くなさそうということである。先述したように、私もこのゲームの面白さが分かったのは実際に遊んだあとで、初めて友人が遊んでいるのを見たときは面白いとは思わなかった。2Dで見た目が地味ということもあるのかもしれないが、『知らない人にとっては何してるのかわかりづらい』という原因があると考える。PUBGはルール知らなくても遠いところから狙撃してヘッドショット決めてるの見たらすごい!となるだろうが、ブラサバは頭脳戦が大半を占めるので、そういった目でわかるプレイングがあまりない。うまいプレイヤーほど一つ一つの動作も一瞬で終わるので、『今このプレイヤーはひたすら寺を歩いてるけど何がしたいんだ…?』『今何作ったんだ??』と、見ている人は感じ、退屈になってしまうんだと思う。これも麻雀に似ているだろう。麻雀も傍から見ていても何すれば上がれるのか、みんな上がった役見て盛り上がってるけど何がすごいのか、ルールがわからないと置いてけぼりになってしまう。野球のホームランやサッカーのスーパーゴールみたいに、無知でもすごいとわかる演出みたいなものが求められるのではないかなと僕は考える。

 

この時代だからこそブラサバをやってほしい

そうはいってもやはりブラサバというゲームは面白いのだ。ブラサバを初めて数か月たったがいまだに飽きずに続けられている。とにかくみんなにも始めてほしい。ブラサバを知らない人には厳しいゲームかもしれないが、ブラサバ初心者には非常にやさしいゲームなのだ。ブラサバには初心者向けの草食リーグというものがあり、初心者だらけでゲームを遊ぶことができる。さらにゲーム開始時に持てるアイテムが無料で手に入ったり、いろいろなキャラクターを試すことができたり、かなり手厚い初心者支援を行っていることもこのゲームの魅力の一つだ。また図鑑機能も備わっており、どのエリアになんのアイテムが落ちているのか、どのアイテムを組み合わせたら特定の武器や防具などが完成するのかをいつでも確認することができる。
また、なんといってもこのゲーム無料で遊べる。こういった無料で遊べるゲームは課金制であり、課金すればするほど強くなるPay to Winなゲームが多いが、このゲームは課金しても別段強くなるわけではない。キャラのスキンはゲットできるが、スキンを変えたからと言って強くはならない。このルミア島は実力勝負の世界なのだ。だからこそ面白い。もちろん運も絡むが、勝ったら俺のおかげ。負けたら俺のせい。達成感や充実感、敗北感、すべてが気持ちいいし楽しい。
たくさんのゲームが生まれている今だからこそこういったゲームは大切にしたいと思うし、広まってほしいと思う。ぜひ皆さんもブラサバを始めてほしい。

最後に

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私の推しのマグヌス君。マシンガンぶっ放してますが、銃よりも鈍器で殴る方が得意。上では省いたが、ブラサバには現在36人の『実験体』と呼ばれるキャラクターがいて、今度また新たにキャラクターが増えるらしい。

 

かわいい、欅坂46のセンターの子に似てる…
ぜひチェックしてみてね!

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ブラサバ

ブラサバ

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*1:裸というのは何も防具をつけていないという意味で、もちろん比喩ではあるのだが、ブラサバには裸同然みたいな恰好になっているキャラクターがいる。気になった人は『ハッピーロサリオ』で検索しようね!責任は取らないよ!

*2:このコラ画像、僕のFGOの推し鯖がドヤ顔で上がるというものなのだが、前述のとおり麻雀知識が0なので、本当にタンヤオで上がっているという元ネタへの理解が一ミリもないものになってしまっていると後で指摘を受けるまで気が付かなかった。